今回は30歳で未経験からエンジニアになった私が、エンジニア1年目について振り返りたいと思います。
・30歳になる年に異業種からIT業界に転職
・前職は、クリエイティブ系の仕事に従事
・プログラミングに関する知識はほぼ0
・クラウドの分野に興味があり、AWS SAAを取得してSES会社に入社
・参画中のプロジェクトでは、AWSの担当者として業務を行なっている
ざっとこんな感じです。
AWSの知識は少し持っていましたが、ITの基本的な知識は0に等しい状態でした。。
今回の記事はかなりゆるめですが、1年目で感じたことを記録として残しておきたくて、記事にしてみようと思いました。
では早速はじめます!
エンジニア1年で感じたこと
1. 入社前の事前学習は重要
私は、クラウドエンジニアを目指して異業種からエンジニアへの転職活動をしていました。
実際に未経験からSES会社に入社をしてみて感じたことは、未経験で案件に入ることは難しいということです。
※ここで言う難しいというのは、自分の求めている業務内容や条件で、案件に入ることは難しいという意味です。
ただ、事前に自分がやりたい領域や言語の学習をしておくことで、案件参画時の面接でもアピールできますし、営業の方に案件を探していただく際にも伝えやすいと思います。
私の場合は、エンジニア未経験ではあるものの、『AWSの資格を持っている』『多少の知識は持ち合わせている』という部分を評価していただき、現在の案件に参画することができました。
そして、やりたいと思っていたAWSの業務をすることができています。
なので未経験だったとしても、自分の興味のある領域や言語を明確にしておいて、事前に学習する姿勢がいかに重要だったかを改めて感じました。
もちろん、実際の業務では調べないと分からないことは沢山ありますし、AWS以外の知識も必要となるので、自己研鑽の継続は必要となります。
2. 会話内で出てくる言葉が理解できない
これは新人エンジニアあるあるではないかと思います。
AWSのサービスについてはある程度わかっていても、他のIT用語の基礎があまり分かっていなかった私にとって、最初は他の方が話している内容が理解できませんでした。
意味が分からない用語は、メモをしておいて、後から調べることで、やっと話していた内容を理解することができました。
なので、最初はシステムの仕様などを理解するのにも苦労しました。
自社の研修で学んだはずななのに、いざ業務でさらっとその言葉が出てきても理解ができないという状態。
ここで感じたことは、やはり事前に勉強しておくことは大切だが、実際に業務をしてみないと身に入らないこともあるということです。
ただ、分からないことは多くても、自分で調べてキャッチアップしていく姿勢は大切です。
ちなみに、基本的な知識を身につけるのに使った講座の中で、非常に満足度が高かった講座を2つ紹介しておきます!
一つ目の講座は、「Git: もう怖くないGit!チーム開発で必要なGitを完全マスター」です。こちらはチーム開発で必ずと言っていいほど使うGitの使い方をマスターできる講座です。
初めてGitを使う初心者の方でも、この講座を通して、業務で使う基本的な内容をマスターすることができます!
2つ目の講座は、「REST WebAPI サービス 設計」です。
RESTの概念、設計思想を学び、OpenAPI & Swagger を利用した REST Web API サービス設計を行うことができます!
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3. インフラ領域はミスの影響範囲が大きい
とある業務で、AWS側のミスにより、他の領域(フロントなど)に大きな影響を与えてしまったことがありました。
インフラは、システムの土台となる部分なので当たり前と言えば当たり前なのですが、業務での失敗を通して、より気を引き締めなくてはいけないという責任を感じました。
現在は、業務の影響範囲を考えるということを意識しています。
例えば、AWSのサービスで設定を変更した部分があったとして、それに付随するサービスの変更などは発生しないか、AWS以外のサービスに影響は無いのか、を常に考えるようになりました。
この意識は今後も持って業務に取り組みたいです。
4. コミュニケーション能力は重要
案件はチームで開発をしているので、コミュニケーション能力は重宝されます。
現在参画している案件は、在宅勤務がメインということもあり、他の方とのオンラインでの情報共有や連絡、相談などをスムーズにできる能力も求められると感じています。
このあたりが上手くできない方は、退場となってしまうケースも見てきました。
経験がある方でもコミュケーションに難があると、管理者側としても仕事をしづらいのではないかと思います。
特に、以下の点は意識して仕事をしてきました。
・在宅勤務の場合は、返信・リアクションをとにかく早くする
・新しい業務を行う時は、認識があっているかを確認してから進める
・業務が途中の段階でも、随時慎重の報告は行う
5. 休日の自己研鑽は、自分を成長させるために絶対必要
平日は中々時間をとることが難しい場合があるので、私は土日に勉強を進める派です。
(平日も時間を上手く作れって感じですが、、笑)
もちろんモチベーションが湧かない時もありますが、業務でやっていることで曖昧になっていた部分を休日に学習することで理解が深められると、とても楽しいです。
自分の知識が増えるという感覚が、嬉しいですね。
勉強が楽しいというのはもちろんですが、やはりまだまだ知識がないので、エンジニア2年目も学び続けなくてはいけなと感じています。
6. おまけ(女性エンジニアは少ないが、思ったよりいる)
私は中途でSESに入社しましたが、その時の同期は4人中3人が女性でした。
また、参画している案件にも女性エンジニアの方がいたり、参画先の企業の新入社員さんや社員さんにもお見かけします。
もちろん割合的には男性の方が多いですが、私が想像していたよりも女性エンジニアが多いと感じました。(案件によるかもしれませんが)
ちなみに私は男性が多いからと言って特に働きにくさなどは感じていません。
2年目について
ここからは、エンジニア2年目に自分がやりたいことを書いていきたいと思います。
自分の意見をもつ
1年目は、分からないことが多い状態で、自分の意見を言うということが中々出来ませんでした。
2年目はプロジェクトのことも用語も1年目よりは分かっていると思うので、常にどういった方法が最善なのか、他に良い方法はないのかなどを考えて、自分の意見を持ちながら業務を進めたいです。
情報収集力を上げる
1年目で苦労したのは、正しい情報の調べ方です。
参考にしていた記事が古いもので、結局今はその記事に載っていた通りにやっても解決しなかったりということもありました。
個人的に公式ドキュメントを読むのが苦手なので、そこは克服していきたいです。
公式ドキュメントは1番正しいことは確かなので。
AWS資格の取得とアウトプットをする
資格勉強も引き続き続けていきます。まずは夏までにAWS SAP合格を目指します。
そして、学習した内容を少しでも業務で還元できるようにしたいです。
また、最近はブログでのアウトプットが全くできていないので、資格の取得が落ち着いたタイミングで、学んだことをアプトプットしていきたいです。
最後に
エンジニアになって1年。
まとめると…
エンジニアになって、本当に良かったと感じています!
これからも頑張っていきます!